2005年07月23日

破壊なくして創造なし

橋本真也の逝去から2週間弱。遅ればせながら破壊王の話など書いてみようかと・・・。

闘魂三銃士は昭和新日本が生んだ最後のブランドだと思う。いや活躍時期は平成で、とかそういう話ではない。三銃士と天山や永田は絶対的に違うのだ。もちろん藤田とも棚橋とも違う。語りつくされたことではあるけれど、絶妙なバランスの3人だったと思う。彼らがいなかったら真面目に新日本プロレスは潰れていたかもしれない。猪木が猪木らしい試合をできなくなり、主力選手が大量離脱し(今考えても凄いメンバーが離脱したんだよね。前田、藤原、高田、木戸、山崎、佐山、舟木、鈴木みのる、長州、谷津・・・って書ききれないよな)、外国人レスラーは呼べず・・・。そういう時期に半ば苦慮の策として闘魂三銃士は生まれたのだけれど、これだけ名前負けしないで全員が大成したのは凄いことだと思う。新日者として、彼らがいてくれることは本当に頼もしかったなぁ。その中でも僕は武藤ファンだった。プロレスセンスもスター性も、おそらくは強さも一番だったと思う(「セメントなら橋本」みたいな話をする人がいたけど、少なくともグラウンドでは橋本は武藤に子供扱いされていた)。でも橋本と蝶野も武藤に負けない魅力を持っていた。過去形にするのはちょっと違う気もするけれど、全盛期ってことを念頭に置くとやはり過去形になるんだろうなぁ。

で、橋本か。例の小川とやった正月のドームの試合について、KAMIさんと話したことがある。「あそこで本当にキレちゃえないから橋本なんだよなぁ。興行のことなんか考えないでぶち切れちゃえば猪木になれるのに」ってな話だ。もっとも猪木になることがいいかどうかは別問題なのだが(^^;。要するに「破壊王」というニックネームをもつ彼にはとことんまで滅茶苦茶して欲しかったということかなぁ。ちなみにヤングライオン時代に間違って相手(誰だったかなぁ?)の顔面にギロチンドロップ落とした蝶野も負けず劣らずの破壊ぶりだとは思ったな(笑)。

正直新日で小川と抗争始めてからの橋本は破壊王ではなかったように思う。それが政治的な意図のせいか、体調のせいなのか、あるいは本当に実力差があったのかはわからないけれど。そして橋本は新日を出て行った。結果的にはそれは成功だったと思う。少なくともプロレスラー橋本真也としては。団体のトップに立つ身で心労も耐えなかったとは思うけれど、逆に本当に自分の好きにやれる環境でもあったわけで。少なくとも何回か生で見たZERO−ONEのリングでの橋本はよかったからねぇ。もっとも長州とやったシングルは酷い試合だったが。

ハッスルでの橋本は見ていない。こんなことになるんだったら見ておけばよかったとも思わない。僕の中での橋本真也は、破壊王であり三銃士の一人であって、ああいうリングの似合うプロレスラーではないのだ。だから、最後に新日でもZERO−ONEでもいいから、シリアスな、というのが正しくないなら昭和新日の匂いのするリングで、破壊王らしい試合をさせてあげたかったとは思う。もっとも彼がそれを望んでいたのかどうかはわからないから、ファンとしては見たかったということになるか。

今年のG1はどうなるんだろう。蝶野が優勝してお涙頂戴みたいなことには絶対しないで頂きたい。プロレスの演出は確かに夢や希望を与えるものではあるし、感動を与えることもあるけれど、陳腐な三文芝居は真っ平だ。新日辞めた藤田に好き放題されて、ベルトを橋本の遺影に捧げるなんてことまでされて(させて?)、G1は蝶野じゃわけがわからんだろうと思うのだ。「それが連続ドラマというものだ」と言う人はいるだろうけれど、説得力のないドラマをやるプロレスは新日には無用なのだ。ファンタジーを支えるのはリアルな肉体(by夢枕獏)なのだから。

猪木は「早く逝き 橋本真也 そのままに」という句を読んだそうだ。これを紙上で見た時には「何言ってんだか」と思ったが、不思議と何回も頭をよぎる。そして今は確かにそうだよなと思う。故人にの死に方を「彼らしい」という言い方で納得したり昇華したりというのは違うと思うけれど、ね。
posted by 闘魂守 at 04:03| Comment(27) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月01日

大阪プロレスから

大量離脱者が出る、らしい。う〜ん、あれはあれで好きだったんだけどなぁ。個人的にえべっさんってのは好きじゃないんだが、あのリングでの役割は好きだったしそういう意味でのファンではあったのだが。

まぁ詳しくはトラックバックしてるいなばさんとこでも見てください(駄)。感想はほぼ同じなんで、って勝手なことしてすまん(^^;>いなばさん
posted by 闘魂守 at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月24日

新日本プロレス@後楽園ホール2005年1月23日

諸事情あって(笑)新日本観戦。試合結果とかは面倒なのでこの辺を見てください(駄)。感想は記憶に残ったとこだけで

第一試合 裕次郎vs山本

なんだろうなぁ。裕次郎は強いとは思うんだけど。好きになれないのは藤田臭が強いからか(笑)。ふてぶてしさっていうのはある意味プロレスラーには必要な要素だとは思うけれど、裕次郎のそれは度を越している感もあり・・・。ま、好みの問題もあるだろうけど。試合は山本が勝ってまぁ順当なんだけれど、純プロレス路線の山本にもっときっちり勝って欲しかったなとは思う。個人的に総合で強くあってこそプロレスラーとは思う。けれど、純プロレスで修練しているヤングライオンに頑張って欲しいとも思う。山本、安沢、長尾・・・、道を切り開きなさい。腐れきった新日者の最後の純粋な願いとして・・・。FIGHT IT OUT!

第二試合 

もうこの辺からどうでもいいんだが・・・。垣原がUWFのテーマで入場。言いたいことはたくさんあるのだけれど、所詮少数派というか弱者の遠吠えか。後半はともかく前半で予定調和はもういいよ。

第3試合

石森っていうのはいい選手だと思う。少なくともJ-cupの第1回位なら間違いなく脚光を浴びたと思う。今だって身体能力の高さには疑問を差し挟む余地はない。でもなぁ、タイガーマスクが、少なくとも観客の目から見て「ドーピングの塊?」みたいな体になってる状況では辛いよなぁ。ドーピング部門とナチュラル部門を分けたらいかが?>新日。とりあえず、故障のない(と見える)石森の身体能力には感動した一戦。あ。タイガーマスクに一言!寸止めはいいけどマットまで20センチも残して残心とるのはやめたまえ・・・(-_-)


第4試合

ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミスのブリティッシュ・ブルドッグスを知る自分にとっては余りにもどうでもよすぎる(という日本語は違うが)一戦。19歳でドーピングの塊みたいな体はどうかと思うけれど、それは個人的な感傷に過ぎないのだろうね。どんどんドーピングして早死にしてください(笑)

第5試合

あのさぁ、思いっり個人的な意見だけど、「海外遠征壮行試合」ってのは特別なんだよ。今まで僕が涙を流した試合は(寸でのところで踏みとどまった試合を別にすれば)山田恵一の海外遠征壮行試合だけなんだな。相手は藤原だった。当時新日本所属としては異例とも言える藤原道場の門下生の山田(現ライガーだってばさ(笑))の藤原に、向かっていく姿勢、ワンチャンスにかけたアキレス腱固め、プロとして受けて見せた上で余裕で返した藤原と、試合後に万感の想いで礼をした山田。あれから10余年。感動という意味で言えばあれを超える試合はない。

田口・・・、「ドロップキックマスター」を名乗るなら精進しなさい。君のドロップキック後の残心(技をかけた後の姿勢、田口の場合には着地姿勢)は素晴らしい。だからもっと高く、もっと説得力のあるドロップキックをマスターして帰ってきなさい。

井上亘・・・。壮行試合の相手としては正直中途半端だと思う。けれど、現状それが君のポジションだということもまた事実。僕は君が試合していない時のリング外での働きに感服している。何時の日か大輪の花を咲かせて欲しいと、心から思ってるよ。

第7試合

成瀬の鼻出血が気になった。リング外でセルジブデを足止めしてる時のチョークスリーパー(本気)を見ていても相当辛かったのではなかろうか?僕は成瀬好きです(笑)。出来れば、引退までに本気のクレイジーサイクロンを見せてください(^^;

第8、9試合

覚えてない(駄)。新日本にお笑いは求めてないので・・・。

総論

総合格闘技がこれだけ市民権を得てしまうと、旧来の純粋な新日本ファンは辛いよなぁ。亜流と言えども総合上がりの垣原、成瀬、長井はあんなんだし。以前RICさんが書いてたけど「ライガー言うところの『ナイフ(本人が持っているかどうかはさておき)』が見せられるか」っていうのは1つのターニングポイントだとは思う。そういうのを抜きにしても「興行」としては楽しめるのだけれど・・・。

posted by 闘魂守 at 01:33| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月24日

2004年12月23日 新日本プロレス@後楽園ホール「夢☆勝ちます」

 今日のホールは超満員。やっぱり1ヶ月に2回も3回もホールやったらいかんよね。

第1試合 ○後藤達俊  3分10秒 バックドロップから片エビ固め 裕 次 郎×

裕次郎、体がどんどん出来上がってくるねぇ。このまま妙な薬なんか使わないで頑張ってほしいなぁ。間違っても棚橋みたいにならないように。試合時間は短かったけれど、この試合が一番印象に残ってるなぁ。裕次郎が腕力(と背筋力)で俵返しを決めたところなんかはなかなか良かったし。ただ何かというと上半身裸になるのはやめて頂きたい。アマレススタイルで出てくる意味ないじゃん。試合の方は後藤のバックドロップが完璧に決まってピン。あれくらい説得力あるバックドロップなら文句なし♪

第2試合 △矢野 通   15分00秒 時間切れ引き分け   中西 学△

中西がこ汚いペイントと迷彩のズボンで登場。対する矢野は入場時に酒を巻き散らかす。迷惑だよ(-_-;。試合はどうでもいいやって感じ。矢野はずっとお笑い路線でいくんでしょうかね。

第3試合 △西村 修   15分00秒 時間切れ引き分け   中邑真輔△

こんなカードが組まれてるとは知らなかった。いや他のカードも知らなかったんだけどさ(^^;。西村ファンから中邑ファンに鞍替えしつつある僕にとっては興味深い一戦。・・・だったんだけど。もともと西村が地味なところにもってきて中邑も派手な方じゃないから試合はつまらなかった。基本的に「お約束の展開」っていうのが好きではないからな。倒立もいい加減飽きたし。というか最近西村が「言うだけ番長」に見えてしょうがないんだが(^^; だいたいこれって夢☆勝ちでやる意味あるのかね。いろいろあるとは言え、仮にも真輔はベルト持ってる人間なんだからさ。下の者が上に挑戦するっていう本来のイベントのコンセプトから考えると、どうも違和感があるんだよなぁ。おまけに終了5分前くらいから「こりゃタイムアップだな」ってな展開になるし。

第4試合 ○外道 邪道 獣神サンダー・ライガー 田中 稔  
     19分08秒 スーパーフライから片エビ固め  
     竹村豪氏× タイガーマスク エル・サムライ 金本浩二

この辺からコンセプトもくそもなくなってくる。まぁ見どころはCTUを離れた竹村なんだろうけどさ。で、竹村。一応僕のホームページからリンク貼ってあるんだけど、竹村の試合で印象に残ってるのなんて1つもない。というか、弱いという印象しかないんだな。今日も場外で額切られて(当然試合による純粋な流血ではない)観客をヒートさせてたけど、ただただCTUに蹂躙されるばかりで話にならん。だいたい観客もなんであれで盛り上がれるのかさっぱりわからん。ふと前田の大車輪キックで額から大流血した藤波を思い出して悲しい気分になったりしてるうちに試合終了。

なんかやたら咳き込んでたけど風邪か?<竹村。まぁそんなんなんの言い訳にもならないわけだが・・・。

第5試合 ○ヒロ斉藤   10分56秒 レフェリーストップ 井上 亘×

亘だぁ♪。このカードならまぁ夢☆勝ちにはなるのか?(^^;。試合はヒロ斉藤のうまさが出てたなという感じ。基本的にロートルでチャンピオンクラスでもないプロレスラーはとっとと契約打ち切ればいいとは思っているのだけれど、流石に亘相手だと安定感があるね<ヒロ。反則に走らなくても横綱相撲できるしね。最後はダイビングセントーンが決まったところでレフェリーがカウントを2で止めレフェリーストップ。完全に失神してました<亘。セントーンで失神したのかどうかは不明。

第6試合  第6試合(30分勝負) 5 VS 5イリミネーションマッチ
 棚橋弘至 吉江 豊 真壁刀義 永田裕志 天山広吉  
        1人残りで 天山チームの勝利  
 安沢明也 長尾浩志 山本尚史 後藤洋央紀 田口隆祐

いや確かに夢☆勝ちってカードだけどさぁ、なぜにイリミネーションかね?

試合前に田中リングアナからルール説明。試合の権利を持っている者が場外に落ちたら失格とのことで、まぁいつものルールだな。「オーバー・ザ・トップロープ」と「オーバー・ザ・フェンス」はどうなったんだろうと薫子@テンション降下中プリンセス と話しているうちに試合開始(爆)。で、あっという間に天山が場外転落で失格になり、棚橋は場外に落ちそうなところを背面雪崩式リングイン(笑)で切り抜けたところを丸め込まれてピン。「ふぅん、チャンピオン2人が早々に失格っていうシナリオね」と思いながら青コーナー見たら、真輔が若手チームのセコンドについてる。プリンセス曰く「あっちの方が同期生に近いから」ってことでなるほどと思ったけど、なんだか釈然としないなぁ(^^;。で、当然(?)話は「ナウリーダーvsニューリーダー」の5対5タッグのことになり、「まぁ武藤がナウ側にいたんだから」ということで落ち着く(爆)。

ま、試合の感想はそんなもんだけど(って試合と関係ないし)、問題は永田だ。「天下を取り損ねた男」っつうバックプリントのシャツにTシャツに直筆サインまで入れてるってのはどうなのだ?洒落になってないと思うんだが。これが選手会長かと思ったら嫌になってきたさ。

第7試合 アジアタッグ選手権試合
  ○成瀬昌由 長井満也  23分32秒 ナルセロック 垣原賢人× 飯塚高史

えっと、この試合をメインにする意味ってのはどこにあるのかね?今更「生え抜きの新日は飯塚だけじゃん」ってこといっても仕方ないんだけどさぁ。レフェリーなんてキョウヘイだし(駄)。でもどう考えてもセミとメイン逆でしょ?全日のベルトだからメインにしないと云々っていうことならそもそも別の日にやればいいわけで。

まぁ試合はそれなりではあったな。珍しく成瀬がちゃんと試合してたし、飯塚のサブミッションも見られたし。長井にヒールホールドもきっちり決めてたしねぇ。キョウヘイはシュートサイン出してくれなかったけど(^^;。

試合終了後「師走の忙しい中、来てくれてありがとう。俺たちからプレゼントだ」と長井がマイク。成瀬が芝居がかった口調で(ってこの人はだいたいそうだが)セコンドに「あれを」と言うと「はいっ」と答えセコンドが持ってきたのはキラキラのガウン2着。で、マツケンサンバとかいうのを2人で踊ってましたが、これのどこがプレゼントなんだね(-_-;。

「なんだかなぁ」てな気分で最後に挨拶のため入場してきた選手たちを眺めてたら、田中リングアナが「もう1人・・・」と言ってなんとジョシュ・バーネット入場。いやぁ、一瞬だけど嫌なこと全部忘れたよ(笑)。もうドキドキしながらジョシュを眺めちゃったさ。マイクを持ったジョシュは「ワタシマケル。ミルコ、カタナイ」とスピーチ。どういう意味だろか?「僕は負けたけどミルコが勝ったわけじゃない」って言いたかったのかなぁ。ま、いいや。再戦は絶対いくからね>ジョシュ。

で、いい気分になったところでミルコに負けた永田が選手会長として挨拶。またどうでもいい気分になってしまいましたとさ(駄)

追記 今日の真輔はショートタイツだったんだけど、股間の部分にとぐろを巻いた竜(?)がでかでかとプリントしてあるというデザイン。下品だよ(-_-;

posted by 闘魂守 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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